比較 · 2026年7月29日 · 7分
DJI Power 1000 MiniとV2を比較|容量は同じでも出力が違う
DJI Power 1000 MiniとPower 1000 V2を容量、定格出力、重さ、充電速度、拡張性で比較。約1kWhという容量は近くても、向いている家電と持ち運びやすさは大きく異なります。用途別の選び分けを解説します。

DJI Power 1000 MiniとPower 1000 V2は、どちらも約1kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載します。しかし、容量だけで選ぶと見落としやすいのが出力と拡張性です。結論から言えば、消費電力が小さい機器を長く使い、収納性を重視するならMini、高出力家電や複数機器を使うならV2が候補になります。
主要仕様を比較
| 項目 | Power 1000 Mini | Power 1000 V2 |
|---|---|---|
| 容量 | 1008Wh | 1024Wh |
| 定格・連続出力 | 800W | 2600W |
| 最大出力 | 1000W | 2600W連続 |
| 重量 | 約11.5kg | 約14.2kg |
| AC充電 | 80%まで58分、満充電75分 | 80%まで37分、満充電56分 |
| サイクル回数 | 4000回 | 4000回 |
| 容量拡張 | 非対応 | 最大5台の拡張バッテリーに対応 |
数値は2026年7月29日にDJI Power 1000 Mini公式ページとDJI Power 1000 V2公式ページで確認しました。充電時間などはメーカーの試験条件による参考値で、使用環境によって変わります。
最大の違いは「使える時間」より「動かせる家電」
容量差は16Whと小さい一方、連続して供給できる出力には大きな差があります。Miniの定格出力は800Wなので、スマートフォン、ノートPC、照明など低〜中出力の機器を中心に組む用途と相性が良好です。
V2は2600Wの連続出力に対応し、高出力家電や複数機器の同時使用を考えやすくなります。ただし、家電の消費電力が出力内でも必ず使えるとは限りません。始動時電力、出力ポートごとの上限、使用温度なども取扱説明書で確認してください。判断方法は定格出力と瞬間最大出力の違いで詳しく解説しています。
Miniが向く人
- 主にスマホ、PC、照明、カメラ機材を充電する
- 車載や収納時の本体サイズを抑えたい
- 約1kWhの容量を確保しつつ、高出力家電は使わない
- 内蔵の400WカーチャージャーやMPPTを活用したい
MiniはV2より約2.7kg軽く、公式ページでは本体寸法298×198×198mmとされています。一方で容量拡張には対応しません。将来バッテリーを追加したい場合は、この差を購入前に確認する必要があります。
V2が向く人
- 高出力家電を使う可能性がある
- 複数のAC機器を同時に接続したい
- 短時間で本体を再充電したい
- 停電対策などで後から容量を拡張したい
V2は約14.2kgあるため、頻繁な持ち運びでは負担が増えます。高出力が必要か分からない場合は、使う家電の銘板や取扱説明書から最大消費電力をリスト化してから判断すると、過剰な出力への出費を避けやすくなります。
選び方は3ステップ
- 同時に使う家電の最大消費電力を合計する
- 始動時電力がある家電は、メーカー資料で条件を確認する
- 持ち運ぶ頻度と、将来の容量拡張の必要性を決める
容量そのものが足りるかは600Wh級と1000Wh級の比較、候補を横並びにしたい場合は製品比較表も活用してください。
まとめ
約1kWhという容量だけを見ると似ていますが、Power 1000 Miniは低〜中出力機器を長く使うコンパクト型、Power 1000 V2は高出力と拡張性を重視する型です。価格は変動するため、購入時点の公式・販売ページで確認し、まずは使いたい家電のW数から選んでください。