技術解説 · 2026年8月27日 · 6分
Jackery 1000 Plus V2発売|旧モデルとの違いと選び方
2026年8月20日発売のJackery 1000 Plus V2を公式情報で解説。旧1000 Plusより軽量・小型になった一方、容量と定格出力は低下。拡張性やUPSを含め、買い替え前の確認点を整理します。

Jackeryは2026年8月20日、「Jackery ポータブル電源 1000 Plus V2」を家電量販店中心の販路限定モデルとして発売しました。旧1000 Plusより軽く小さくなり、拡張バッテリーの接続台数や停電時の切り替え機能が強化されています。
結論:持ち運びと拡張性は向上、容量と出力は下がった
1000 Plus V2は、旧モデルから一律に性能が上がった製品ではありません。重量は14.5kgから10.8kgへ軽量化した一方、容量は1264Whから1024Wh、AC定格出力は2000Wから1800Wになりました。
- 軽さと省スペースを優先するならV2
- 追加バッテリーで長時間運用したいならV2
- 本体単体の容量や2000W出力を重視するなら旧モデルとの差を要確認
この記事の発売日、希望小売価格、仕様は、2026年8月27日にJackery公式発表と公式製品ページで確認しました。実売価格と取扱店舗は変わるため、購入時に販売店で確認してください。
1000 Plus V2と旧1000 Plusの違い
| 項目 | 1000 Plus V2 | 旧1000 Plus |
|---|---|---|
| 容量 | 1024Wh | 1264Wh |
| AC定格出力 | 1800W | 2000W |
| 瞬間最大出力 | 3600W | 4000W |
| 重量 | 約10.8kg | 約14.5kg |
| サイズ | 313.5×201×233.5mm | 356×260×283mm |
| AC充電時間 | 約1.25時間 | 約1.7時間 |
| 充放電サイクル | 6000回 | 4000回 |
| 停電時の切り替え | UPS・10ms | EPS・20ms |
| 拡張容量 | 最大11kWh | 最大5kWh |
いずれもメーカー公称値です。V2の希望小売価格は168,000円(税込)ですが、セールやポイントを含む実売条件は変動します。
注目点1:3.7kg軽く、収納しやすくなった
V2は旧モデルより約3.7kg軽く、公式発表では体積も約19%削減されています。1000Wh級を家の中で移動したい人や、車へ積み降ろす人には大きな違いです。
ただし約10.8kgあるため、片手で無理に運ばず、収納場所から使用場所までの段差や持ち上げ高さも確認してください。他の1000Wh級との寸法・重量差は収納サイズ4機種比較でも確認できます。
注目点2:拡張は最大5台、合計最大11kWh
V2は別売りの「Jackery Battery Pack 2000 Plus V2」を最大5台接続し、合計最大11kWhへ拡張できます。長時間停電や事業所のBCPで、必要量に応じて後から増やせる設計です。
一方、拡張バッテリーは本体より大容量・重量のある別製品です。最大構成の数字だけで決めず、置き場所、総重量、接続手順、予算を含めて検討します。接続前に本体と拡張バッテリー双方の電源を切るよう、公式製品ページで案内されています。
注目点3:ACポートを2系統に分けて優先給電
4つのACポートは「重要負荷」と「一般負荷」の2系統に分けて制御できます。残量が少ないとき、冷蔵庫や通信機器などへ給電を優先する運用が想定されています。
停電時は10ms以内でバッテリー給電へ切り替えるUPS機能も搭載しています。ただし、接続する機器が10msの切り替えに対応できるかは別問題です。生命維持装置など停止が重大事故につながる用途には自己判断で使わず、接続機器と本製品の取扱説明書を確認してください。
購入前のチェックリスト
- 使いたい家電の定格・起動時消費電力が1800W以内か
- 1024Whで必要時間をまかなえるか
- 約10.8kgを保管場所から安全に運べるか
- 拡張バッテリーを置く面積と予算を確保できるか
- 家電量販店中心の販路限定で、購入先と在庫を確認できるか
容量と使用時間の考え方は実容量と変換ロスの計算ガイド、WとWhの違いは定格出力と瞬間最大出力の解説が参考になります。
まとめ
1000 Plus V2は、旧モデルより軽量・小型になり、拡張性、充放電サイクル、停電時の切り替えが強化されました。一方、本体単体の容量とAC出力は下がっています。「V2だから上位」と決めず、運ぶ頻度、使う家電、必要時間、拡張予定の4点で判断してください。
ほかの掲載製品とは製品比較表で容量・出力・重量を並べられます。用途が決まっていない場合はかんたん診断から必要条件を整理してください。