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活用術 · 2026年7月18日 · 7分

停電中も在宅勤務できる?3時間の電源配分【架空事例】

在宅勤務中に3時間停電した架空ケースを基に、ノートPC・通信機器・スマホ・照明へポータブル電源をどう配分するかを試算。事前準備と安全な使い方も解説します。

停電中も在宅勤務できる?3時間の電源配分【架空事例】

在宅勤務中に停電すると、ノートPCの電池だけでなく、通信と照明も確保する必要があります。ここでは「オンライン会議を含む仕事を3時間続ける」ケースで、限られた電力の配分を考えます。

この記事は架空のシミュレーションです。 実在人物の体験談ではありません。消費電力は説明用の仮定であり、実際の値は機器の表示や取扱説明書で確認してください。

結論:仕事用200Whに加え、連絡用の余力を残す

架空の在宅ワーカーAさんは、512Wh以上のポータブル電源を満充電で準備しています。停電後は、次の順で電力を確保します。

  1. 避難情報と家族への連絡に使うスマートフォン
  2. インターネット接続に必要なONU・ルーター
  3. ノートPCと必要最小限の照明
  4. 仕事を続けるか中断するかの判断

内閣府は、停電時にスマートフォンや電子決済が使えなくなる可能性を示し、モバイルバッテリーを予備電源として備える考え方を紹介しています。ポータブル電源を仕事だけで使い切らず、連絡用の電力を残すことが重要です。

参考:内閣府「それ、実は防災なんです。」

架空ケース:平日14時から3時間の停電

Aさんは自宅の安全を確認し、避難情報が出ていない前提で仕事を継続します。電力量は 消費電力(W)×時間(h)=Wh で見積もります。

機器説明用の計算使用量
ノートPC45W × 3時間135Wh
ONU・ルーター15W × 3時間45Wh
LED照明5W × 2時間10Wh
スマートフォン15Wh × 1回15Wh
合計205Wh

公称容量512Whをそのまま全部使えるとは限りません。AC/DC変換、待機電力、温度、機器の動作によって実際の消費量は変わるため、Aさんは205Whぴったりではなく余裕を持たせます。容量の読み方はWhとmAhの違いも参考にしてください。

停電直後の5分で行うこと

  • 建物の損傷、浸水、火災、避難情報を確認する
  • ポータブル電源の水濡れ、変形、異臭、異音、異常な発熱を確認する
  • ノートPCを省電力モードにし、画面輝度を下げる
  • 不要な周辺機器と外部ディスプレイを外す
  • 会議相手へ停電中であることと中断条件を共有する

安全確認より仕事を優先してはいけません。NITEは、ポータブル電源の落下・衝撃や水濡れ、高温環境での使用・保管などに注意を促しています。異常がある製品は使用せず、取扱説明書に従います。

参考:NITE「災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と停電復旧後の通電火災に注意!」

通信が維持できるとは限らない

ONUとルーターへ給電しても、通信事業者側の設備や回線が影響を受ければインターネットは使えません。停電前に次の代替手段を確認しておきます。

  • スマートフォンのテザリング手順
  • 会社の緊急連絡先とオフラインでできる作業
  • 会議を電話へ切り替える条件
  • 通信障害時に作業を中断する時刻

「電源がある=勤務を継続できる」と決めつけず、通信・体調・避難情報を含めて判断します。

平時に30分だけ予行演習する

停電を待たず、実際のPC・ONU・ルーターを30分つないで残量の変化を記録します。各機器の消費電力表示も確認し、3時間分へ換算すれば、自宅用の電源配分表を作れます。

製品を選ぶ段階なら、必要なWhだけでなく、同時に使う機器の合計W、出力端子、充電時間、設置場所も確認してください。比較表とかんたん診断で候補を絞れます。

まとめ

この架空事例では、3時間の在宅勤務に205Whを見込みました。ただし、重要なのはこの数字を流用することではなく、自宅の機器で計算し直し、連絡用の余力を残すことです。

停電が長引く場合や暑さ・寒さで室内環境を維持できない場合は、仕事を中断し安全を優先します。家庭全体の備えは4人家族の停電24時間も併せて確認してください。

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